安心・安全なわらべ館を目指して

わらべ館では、お客様に安心して楽しんでいただくために、休館日にさまざまな研修会、訓練等を行っています。

火災発生時の消火及び避難訓練、地震発生時の避難誘導訓練、不審者等に対する防犯訓練、AEDを使った救急・救命講習会等行っており、異常時に備えています。
消火訓練
救急・救命講習会











不審者に対する防犯訓練

また館内には全国瞬時警報システム(Jアラート)による緊急地震速報装置が設置してあり、これを使った訓練も行っています。


異常時にはわらべ館職員が、避難誘導・指示を行いますので、落ち着いて指示に従っていただきますようお願いします。

わくわく職場体験 中ノ郷編


今年も中学生の職場体験の時期になりました。
今回、わらべ館で職場体験をしていただいたのは中ノ郷中学校の生徒さんです。

花本さん、細川さんのお二人にわらべ館の業務(受付、清掃作業、調査・展示、イベントの準備等)を行っていただきました。
 

 花本さん、細川さんにはまず受付の業務を体験してもらいました。
  
久松小学校2年生の皆さんが来館された時の受付風景です。

小学生を案内するお二人★







 

続いて、企画展「飛ぶ玩具」に展示する
     モビールの作成を、、、
モビール完成!!

真剣なまなざしです。


さらに、職場体験期間中にあった防災訓練にも参加していただきました。
防災訓練の様子!


それではわらべ館での職場体験を経験したお二人のコメントです!


「受付をする際、相手の気持ちに立ったちょっとした気遣いをするのが
とても大変でした。最初はとても緊張しましたが慣れてくるとお客様に
対して笑顔も見せられるようになりました。相手の目を見て話をする大切
さを学びました。」 (花本さん)

「清掃業務でカーペットやガラス拭き、トイレや椅子の洗浄を行いました。ムラなくきちんと清掃するということとお客様が気持ちよく楽しめる環境づくりをするということを意識しながら取り組みました。このような細かな作業もわらべ館を営業していく上で大切なことなのだと学びました。」(細川さん)



 わらべ館のさまざまな業務を通して、仕事の楽しさ・大変さを学んでいただけました。
職場体験の当初はおとなしかったお二人が体験終了時にはとても明るくなっていたように感じました。
 なにより楽しそうに働いているお二人の姿を見ることができとても嬉しく、わらべ館のスタッフ一同も元気をもらえました。

この経験が、お二人にとって仕事・職業について考えるきっかけになれば嬉しいですね。

6月22日 夏のはじまりのモビールたち



 今年の山陰は空梅雨の模様。とはいえ、暑さや湿気が苦手な方にとっては、うっとうしい季節の到来でしょう。

 そんなくさくさモヤモヤをひと時でも忘れさせてくれる空間が、今、わらべ館にあります。「いろいろなモビール」という企画展では、鳥取、岡山、島根のものづくり作家7人が、木、紙、布、金属などを用い、それぞれの表現方法でモビールを3点ずつ制作してくださいました(計21点)。

「魔法使い」(部分)
 空気の揺らぎに合わせてさまざまな動きを見せるモビールは、予測不能と電力不要も魅力。この日記では、2回に分けて作品をピックアップしてご紹介します。





まずは、今回のモビール展の音頭を取られた岡山県の若林孝典さんの作品から。「魔法使い」は、シルエットのようなパーツが月夜の空を飛行する魔女の世界を表現しています。
 ちなみに、今回の展覧会でアンケートを出された方の中から抽選で1名様に当たる作品なんです♡ ぜひ、応募してくださいね。


「プロフィール」だニャ(部分)


次は、鳥取県の紙原四郎さんによる「プロフィール」。ご自分の好きなこと、ものを切り絵で紹介しています。ケントやレザックという紙を用い、細かく切り抜かれた作品。個人的には猫の顔がたまりません。
こちらと「魔法使い」は壁に映る影も楽しい作品です。





「びよーん」とゆれます





3人目のきたがわあすこさんは、島根で紙や布、糸をつかったものづくりやイラストを手がけています。画用紙にクリップ、アイスのバーやマスキングテープなどを組み合わせた作品「びよーん」は「アイデア賞」決定!
他の作品も、カラフルとかわいいが満載です♪♪♪


「木のスプーン」持ちたいのを我慢 



そして、会場の雰囲気をぐっと高める1本の木に作品を展示したのは、鳥取の柿田 隆さん。普段はスプーンやバターナイフ、家具などを制作されていて、モビールは初チャレンジです。
というわけで、桐のスプーンやフォークがモビールとなって登場しました。食卓が風に乗って踊りだすかも!?








柿田さんの「木」




その他の作品も魅力いっぱい。

7月21日(日)までお楽しみいただけます。
 

ではでは、第2弾も近日中にUPします。
乞うご期待!

6月10日 からくりづいてるわらべ館

すこし前の話題になりますが、5月18日はICOM(国際博物館会議)が定める「国際博物館の日」でした。2013年のテーマは
“Museums (Memory + Creativity) = Social Change”-博物館(記憶と創造)は未来をつくる-

わらべ館も来られた方々の未来づくりに協力できれば…と思い、当日小さなイベントを開催しました。
ハンドルを回すとどうなる?
それは、「うごく!からくりたち」と題して、普段は3階のガラスケースにいるからくりたちを実際にうごかして楽しんでいただくもの。

動かすからくりは、ロンドンのキャバレー・メカニカル・シアター(CMT)という工房に所属する作家の作品で、どれもがユニーク!しかけがわかりやすいものから、にやっと笑える大人な演出のものまでさまざまです。

当日は、小さな子どもたちから その祖父母世代まで、ハンドルをぐるぐる回してお楽しみいただきました。子どもたちは動く様子、大人たちはしくみに興味の対象が分かれたようで、特に、お父さん方は、「これはうまいな」とか「つくれるんじゃないか」などなど、DIY魂がはじけていたようです。


ドラマチックなからくりたち
犬や猫にドラゴン





うわさの「テディベア」
そのCMTに所属する 数少ない日本人作家の原田和明さんが、去る6日、山口県からご自身の作品「テディベア」に会いに来られました。この作品は、ケースに入っていながら、いつでもどなたでもハンドルを回せるようにつくられています。

原田さんの作品も!や?の目白押し。意外な演出には大人もくぎづけです。
(原田さんのWebサイト「二象舎」 http://nizo.jp/)

当日は、すこし調子の出ないCMT作品の診察までお願いしました。遠くからの往診、ありがとうございます<(_ _)>


ハンドルを回すとどうなる?その2
こんな、わらべ館のからくり事情ですが、毎日30分ごとにロングラン上演をしているタフなからくりもあるんです。
それは、

「ステーションヴィーナス…」(ナレーション風に ← 常連さんはわかってくださると…)





これも「からくり」。中には、いろいろな歯車やモーターが内蔵され、表のロケットや星の動きをつかさどっています。

そして、実はナレーションからBGMも、すべてムットーニこと武藤政彦さんが手掛けておられます。


幻想的な宇宙空間が現れる5分間は、日常を忘れさせてくれます。






それでは、博物館の日のテーマに戻って…
後ろ姿の少年が、今日の記憶を未来に残してくれますように。



6月1日 つくつく工房『プラバンキーホルダーをつくろう』


 今年度最初のつくつく工房は、小さなお子さんでも簡単にできるプラバンキーホルダーづくり☆
透明なプラスティック板にペンで自由にお絵描きをして
オーブントースターで約1分。
はがきサイズの板が縮んで、手のひらサイズになりました。





トースターで「ぐにゃ~」と縮んでいく様子には、子どもも大人も興味津々。目を丸くしてトースターの中の様子を見ておられました。

焼きあがったらわらべ館のスタッフに金具をつけてもらい、出来上がり☆



完成したキーホルダーを手にもって

「はいチーズ☆」








次回のつくつく工房は
7月6日に『ビー玉万華鏡をつくろう』を開催します。
①10:30~②13:30~ 定員:各回15名
6月22日より申込受付開始です!







5月4日・5日ストリートオルガン音楽ショー

ラッキー君(左)、メリーちゃん(右)
5月4日・5日に、アップルズによるストリートオルガン音楽ショーがありました。

出演はアップルズのラッキー君とメリーちゃん。 
ストリートオルガンは、箱型の形で、ハンドルを廻して風を送り音を鳴らします。
ほのぼのとしたかわいらしい音色が、わらべ館に響き渡りました。


楽譜は紙に穴をあけたトイレット
ペーパーのようなもの。10m以上あります。

オルガンは見かけ以上に大きな音がして、お客様の中には、CDの音楽にあわせて、ハンドルを廻していると思った方もいました。



   
わらべ館に行けば一度は耳にする曲。



ショーの1曲目は、なんと!!わらべ館の1階エントランスの汽車のモニュメント音楽。この日のために、アップルズのラッキー君がストリートオルガン用にアレンジしてくれました。



音楽付き紙芝居「はなさかじじい」

今年生誕140年で、鳥取出身の音楽家 田村虎蔵が作曲した「はなさかじじい」「大黒様」を、紙芝居のお話にあわせて演奏。

 
バルーンコーナー、何ができるかな?
不思議なマジック

他にも、バルーンやマジックもあり、あっという間の30分間でした!





ショーの後は、オルガン体験コーナー。
職員も試しにやりましたが、ハンドルを廻すのは意外と難しく、簡単そうにしていたアップルズはすごい☆
幼児から小学生まで沢山のお子さんが参加されました。ゴールデンウィークの思い出になりましたね。

5月5日こどもの日 成長の記録をのこそう


毎年こどもの日に開催している「成長の記録をのこそう」。
子どもの手形をとろうと、開始前から多くのかたが集まってくださいました。
赤・青・緑・オレンジの中から好きなスタンプを選び、台紙に手形を押します。
ちっちゃいかわいらしい手形や、おおきくて勢いのある手形など、いろんな手形がとれました。


赤ちゃんや小さいお子さんは、初めてのスタンプの感触にビックリしたのか、泣きだしてしまう子もちらほら。手をぎゅうーっと握りしめる子も。
そんなときは、お母さんやお父さんに抱っこされて、とってもかわいらしい足形をとっていました。


来年もこどもの日に開催する予定です。
また、少し大きくなった手形足形をとりにきてくださいね☆