4月13日エントランスギャラリー 「岩本実友貴創作人形展」

新緑が芽吹く季節、わらべ館では、ひとりの若い人形作家が個展デビューしました♥
岩本実友貴さんと「ガラテア」



今日から、わらべ館1階のエントランスホールは、しばらくギャラリーとなり、現役の女子高生、岩本実友貴さんが、学業の傍ら精魂込めて誕生させたお人形9体を展示しています。

前日の設営(お母様と)




岩本さんが人形を制作するきっかけは、漫画「ローゼンメイデン」の世界観に心惹かれて。
ヨーロッパの神話や物語に登場するような、少女や女性がモチーフとなっています。



1体の完成までには1~3ヶ月を要するそうです。 
今回の展示では、人形をつくりはじめた中学2年から、約3年間の作品の流れが見てとれます。


顔と首は樹脂粘土、後頭部は石粉粘土で成型、身体と四肢はクロスボディで作ります。 アクリル絵具や透明マニキュアを用いた一人ひとりの顔も個性的です。ドレスもテーマに見合った素材選びとデザインで、特徴をつかんでいます。


「亜津子」

まるで生きているような表情を見せる彼女たち…。


26日(金)まで開催中です。耽美な世界と細かな表現を、じっくりとお楽しみください。


※ 休館日17日(水)。最終日は16時まで。